COLUMN

「下腹部に違和感がある」「何か挟まっているような感覚がある」といった体の変化がある方は、子宮脱を患っている可能性があります。

初期の子宮脱は、自覚症状が少なく見過ごされがちですが、放置すると日常生活に支障をきたしかねません。

本記事では、子宮脱について、子宮下垂との違いから原因・症状・検査方法・治療の選択肢を解説します。違和感を覚えた今こそ、正しい知識を身につけ、自身に合った対策の仕方を見つけましょう。

子宮脱とは

子宮脱とは、子宮が本来の位置より下がり、膣の外へ出てしまう病気です。一般女性の約14%が経験するとされ、特に50〜60代以降に増える傾向です。

子宮は、骨盤内の筋肉や組織、靭帯で固定されています。しかし、妊娠・出産、加齢などによって骨盤底筋や靭帯が弱くなると、子宮を支えきれなくなり子宮脱を発症します。

放置すると、尿漏れや歩きにくさといった通常の生活が妨げられる事態につながりかねません。

子宮脱の理解を深めるために、混同されやすい「子宮下垂」「骨盤臓器脱(こつばんぞうきだつ)」との違いを確認しましょう。

子宮下垂との違い

子宮脱と子宮下垂の違いは、以下のとおりです。

状態子宮の位置
子宮脱子宮の一部・全部が膣外に脱出している
子宮下垂子宮が下がっているものの膣内に収まっている

子宮下垂は自覚症状が少なく見過ごされがちで、有病率の把握が困難ですが、子宮脱の14%よりも多くいると考えられます。

症状が軽いうちに気づき、対策を始めれば、子宮脱への進行を防げる可能性があります。症状が軽い不快感程度であっても、病院の受診を検討しましょう。

骨盤臓器脱との違い

子宮脱は、「性器脱」「膣脱」とも呼ばれる骨盤臓器脱の一種です。骨盤臓器脱とは、骨盤底筋に支えられている臓器が下がり、膣から体外に出てしまう病気の総称です。

下垂する臓器によって、以下のように呼び名が変わります。

下垂する臓器呼び名
子宮子宮脱
膀胱膀胱瘤
小腸小腸瘤
直腸直腸瘤

複数の臓器が同時に下垂するケースが多いため、総称して骨盤臓器脱と呼ばれる傾向です。

骨盤臓器脱は、昔から中高年女性に多い病気にもかかわらず、認知度が低いことが現状です。「恥ずかしい」「何科を受診すればいいかわからない」と、我慢してしまう方が少なくありません。

子宮脱は自然に治る病気ではな進行すると生活に悪影響を与えることがあります。

子宮脱の原因

子宮脱は、以下の原因により骨盤底筋がゆるみ、臓器を支えることが難しくなって起こります。

  • 妊娠と出産(難産・多産・大きな赤ちゃんの出産・高齢出産)
  • 会陰切開・鉗子分娩・吸引分娩
  • 妊娠中の喫煙
  • 肥満
  • 加齢(女性ホルモンの欠乏)
  • 虚弱体質
  • 慢性的な咳(気管支炎・喘息・喫煙習慣)
  • 長時間の立ち仕事
  • 重い物を持つ仕事
  • 便秘

子宮脱のリスクを高める最大の要因出産です。子宮脱に悩む患者さんの多くが分娩経験者で、回数が多いほど症状が表れやすい傾向です。

ただし、分娩後にすぐ症状が表れることは稀で、閉経を迎える50代頃から60代にかけて発症するケースが多いといえます。

出産経験がない・帝王切開で分娩した方は、子宮脱を引き起こす可能性が低いといわれています。

妊娠・出産との関係から子宮脱のリスクを知る

子宮脱を放置するとどうなるの?

子宮脱を治療せずに放置していると、症状が悪化し、日常生活に大きな支障が出かねません。子宮脱を放置した場合に起こりやすいトラブルは、以下のとおりです。

  • 尿取りパッドが手放せなくなる
  • 外出先でトイレの心配が増える
  • 頑張っていきんでも便が出ない
  • 脱出した臓器と下着が擦れて歩くと痛みを感じる
  • 性生活がつらくなる

重度になると、手術の必要性が高まります。「まだ我慢できるから」と様子を見ず、違和感を覚えた段階で対策を始めることが大切です。

子宮脱の症状

子宮脱の主な症状と、ステージ別の重症度を解説します。

子宮脱が軽症のうちは自覚しにくいものの、進行するにつれ、生活の不便として少しずつ症状が表れます。

初期・進行時に分けて症状の詳細を紹介するので、子宮脱の可能性がある方はぜひチェックしましょう。「初期症状しかない」というケースでも、重症化する前に受診することが肝心です。

初期症状

初期の子宮脱は、自覚症状がほとんどなく、違和感として表れることが多い傾向です。婦人科検診で指摘されてはじめて気づく患者さんも見られます。

病状が少し進行すると、以下の初期症状を感じるケースがあります。

  • 下腹部に下に引っ張られているような感覚(下垂感)がある
  • 太ももの間にピンポン球が挟まったように感じる
  • 座ると何かが中に入って立つと落ちてくる
  • 長時間の立ち仕事後に違和感を覚える
  • 夕方になると症状が強くなる

「おかしいな」という感覚が体からの大切なサインのため、受診するきっかけにしましょう。

進行したときの症状

子宮脱が進行するにつれ、以下のような症状が出てきます。

  • 頻尿・尿漏れ・尿の出にくさ
  • 便秘・排便困難
  • 腰痛・骨盤痛
  • 性交障害・性交痛
  • 臓器と下着が擦れることで生じる痛みによる歩行困難
  • 陰部の痛み・かゆみ・化膿
  • 膣出血
  • おりものの増加
  • 骨盤領域の膨満感・圧迫感
  • ボールの上に座っているような感覚

身体的なつらさだけでなく、周囲の視線や外出への不安のような精神的負担も大きくなります。「仕事を辞めざるを得ない」と感じる方も少なくありません。

重症度

子宮脱は、臓器の下がり具合によって以下の4段階に分類されます。

ステージ1・子宮が膣の入り口から1cm以上奥にある(子宮下垂)
・自覚症状がほとんどないことが多い
ステージ2・子宮が膣口の内側・外側1cm未満まで下がっている
・排尿・排便トラブルが出始める
ステージ3・子宮が膣外に1cm以上出てくる
・股の違和感や歩きにくさが強くなる
ステージ4・子宮全体が膣外へ完全に出ている
・強い痛みや感染リスクが高まる

子宮が膣外に出ていなくても、病気が進行している可能性はあります。軽度のうちに対策できるよう、子宮脱のリスクが高い方は、自身の体のサインを見逃さないようにしましょう。

子宮脱は何科を受診すれば良い?

子宮脱が疑われる場合は、女性泌尿器科やウロギネ外来を受診してください。

婦人科を受診すべきと考えられがちですが、子宮脱の方は膀胱瘤・直腸瘤などを併発している場合が多いといえます。骨盤臓器脱全般を診てもらえるよう、女性泌尿器科や、婦人科と泌尿器科が一緒になったウロギネ外来を受診しましょう。

あらかじめ、以下の2点を医療機関に問い合わせるか、インターネットで調べることをおすすめします。

  • 骨盤臓器脱の治療実績があるか
  • 保存的治療(手術以外の選択肢)にも対応しているか

手術は、患者さんによっては重大なリスクをともなう可能性があります。保存的治療も含め、幅広い選択肢のなかから自身に合った治療方法を見つけましょう。

子宮脱の検査

子宮脱の診察時は、主に以下の検査が行われます。

  • 問診
  • 触診・内診
  • レントゲン検査

患者さんの症状を確認し、医師が必要と判断した際に実施される検査として、MRI・CTや超音波検査、ウロダイナミクス検査などがあります。

「痛かったらどうしよう」「デリケートゾーンを見せるのは恥ずかしい」と思っても、医師に疑問点を質問しながら、勧められた検査を積極的に受けましょう。

問診

問診は症状と生活背景を把握し、子宮脱の診断と適切な治療方針の決定を行うために重要です。「尿漏れはあるか」「立ち仕事で悪化するか」など、日常生活での悩みを具体的に伝えることで、子宮脱の進行度や併発症状の把握に役立ちます。

問診の際に確認される主な内容は、以下のとおりです。

  • 症状が出始めた時期
  • 閉経の年齢や月経歴
  • 妊娠や出産の回数・分娩方法
  • 既往歴や過去の手術歴
  • 服用中の薬
  • 尿漏れの有無や排尿・排便の状態
  • 生活習慣

恥ずかしく感じる項目もあるかもしれませんが、正直に伝えることが大切です。

触診・内診

子宮脱の触診・内診では、外陰部や膣などの状態や、子宮の下がり具合を直接確認します。内診とは、膣鏡を使って膣内を観察し、患者さんにお腹に軽く力を入れてもらいながら、子宮や膀胱などの下垂の程度を見る検査方法です。

触診・内診によってわかるポイントは、以下のとおりです。

  • 子宮脱の重症度は高いか
  • 膀胱や直腸なども下がっていないか

女性泌尿器科・ウロギネ外来といった、女性特有の疾患を専門に扱う医療機関では、羞恥心に配慮した診察に力を入れています。気になる方は問い合わせをし、患者さんに寄り添った対応をしているかを確認しましょう。

レントゲン検査

レントゲン検査は、造影剤を用いて膀胱の動きや尿道の位置を画像で確認し、排尿トラブルの原因を詳しく調べる検査です。子宮脱では、子宮の下垂によって膀胱や尿道が圧迫されて排尿困難をともなうケースがあるので、症状がある場合に医師の判断で追加されます。

以前は、排尿しながら撮影する方法が主流で、患者さんの精神的負担が大きい検査でした。最近では、尿道に細いチェーンを入れて位置を把握する方法が一般的となり、10分程度の短時間で終わる傾向です。

レントゲン検査は、骨盤臓器脱の手術後に起こりやすい術後尿失禁の有無を確認する際にも行われます。

子宮脱の治療法①|外科的治療

子宮脱の治療で行われる手術には、以下の術式があります。

  • 膣式子宮全摘術+前後膣壁形成術
  • 経膣メッシュ手術(TVM手術)
  • 膣閉鎖術
  • 腹腔鏡下仙骨膣固定術(LSC)
  • ロボット支援下仙骨膣固定術(RSC)

子宮脱をはじめとする骨盤臓器脱の根治には手術が必要ですが、すべての方に必須なわけではありません。年齢や健康状態、性生活の有無、今後の妊娠希望などを総合的に加味し、医師とともに決めます。

膣式子宮全摘術+前後膣壁形成術

膣式子宮全摘術+前後膣壁形成術は、子宮を摘出し、ゆるんだ膣壁を縫い縮めて臓器が下垂しないよう支え直す手術です。

膣からアプローチするため、お腹を切らずに済みます。傷が小さい分、体への負担は比較的軽く、高齢の方にも選択されるケースがあります。手術時間・入院期間は短めです。

一方で、子宮がなくなることで、ほかの臓器が下垂するリスクが考えられます。再発リスクを軽減するために、膣の先端を靭帯に固定する処置が追加される場合もあります。

経膣メッシュ手術(TVM手術)

膣の前後に医療用メッシュを挿入し、下垂した臓器を内側から支える子宮脱手術が、経膣メッシュ手術(TVM手術)です。

膣の形を保ちながら臓器を元の位置に近づけられるため、再発を抑えやすい点がメリットとされています。開腹手術よりも手術時間が比較的短く、身体的負担が軽いことも特徴です。

ただし、メッシュの露出や痛み、感染などの合併症が報告され、欧米をはじめ海外では禁止となりました。日本では、安全性が考慮された国産メッシュを用いて行われています。

膣閉鎖術

膣閉鎖術は、膣の入り口を縫い合わせて臓器の脱出を防ぐ手術で、子宮脱だけでなく骨盤臓器脱すべてに有効です。

短時間で手術ができ、合併症のリスクが少ないというメリットがあります。「症状改善を優先したい」「体力に不安がある」といった方に勧められる傾向です。

膣を閉じるため、術後の性交や子宮がん検診が難しくなるというデメリットもあります。縫合部が開いたり、新たな脱出経路ができたりすると、再発する可能性も懸念されます。

今後の生活スタイルや医療ニーズを踏まえ、慎重に検討することが必要です。

腹腔鏡下仙骨膣固定術(LSC)

腹腔鏡下仙骨膣固定術(LSC)は、お腹に小さな穴をあけ、腹腔鏡下でメッシュを用いて下垂した臓器を仙骨に固定する方法です。

お腹側から臓器の位置を正確に調整できるため、再発の可能性が低く、膣の形状を自然に近い状態で保てます。術後の性交時の違和感が出にくく、比較的若い世代にも選択される手術です。

一方で、メッシュ露出や疼痛、尿路損傷などの合併症が起こる可能性があります。通常3〜6時間ほどかかる手術中は、頭を低くした姿勢を保つ必要があるため、体への負担が大きくなりやすい点にも留意しましょう。

ロボット支援下仙骨膣固定術(RSC)

ロボット支援下仙骨膣固定術(RSC)は、LSCに手術用ロボット(ダヴィンチ)を組み合わせた、子宮脱の高度な治療法です。

医師による操作をロボットが精密に再現することで、細かな縫合や正確な固定が可能になり、再発率の低下や出血量の減少が期待できます。

体にかかる負荷が比較的小さいことに加え、術後の痛みが軽く、早期退院につながるケースも多く見られます。

2020年4月から保険適用となり、手術費用面でのデメリットが解消されました。ただし、対応できる医療機関は限られており、LSCより費用が高くなる傾向です。

子宮脱手術の詳細やリスクをさらに詳しく確認する

子宮脱の治療法②|保存的治療

子宮脱の代表的な保存的治療として、以下の2つが挙げられます。

  • 子宮脱用ペッサリー挿入
  • 骨盤底筋体操

保存的治療なら入院せずに、不快な症状の改善や悪化防止が望めます。仕事や家事への影響を少なくしたい方におすすめです。

骨盤臓器脱は自然治癒が見込めず、長く付き合う必要があります。手術以外の治療法も知り、より良い選択をしましょう。

子宮脱用ペッサリー挿入

ペッサリー療法では、膣内にドーナツ状のリングを挿入して下がった臓器を支え、子宮脱による症状を和らげることを目指します。「手術を希望しない」「持病で外科治療が難しい」といった場合でも選択でき、体への負担が比較的少ないことが特徴です。

しかし、ペッサリーには、以下のデメリットが挙げられます。

  • 着脱に慣れるまで時間がかかる方もいる
  • 合併症のリスクがある
  • 膣内洗浄や新しいペッサリーへの交換が定期的に必要になる
  • 違和感・不快感・痛みをともなうケースがある
  • サイズが合わないとペッサリー脱落の懸念がある

合併症の例には、炎症やびらん・出血・おりものの増加などがあり、リスクを下げるには、医師による定期的なチェックと清潔な管理が欠かせません。自己着脱できるタイプのペッサリーでも、3~6ヶ月ごとに通院しましょう。

骨盤底筋体操

子宮脱の保存的治療の1つである骨盤底筋体操は、骨盤底筋を鍛えることによる、症状の改善や進行予防を目的とします。運動を発見した博士の名前に由来し、ケーゲル体操とも呼ばれます。

骨盤底筋体操は、以下の手順で行いましょう。

  1. 深呼吸をして体の力を抜く
  2. 肛門や膣を締めてゆっくり10数える
  3. 力を抜いてリラックスする

排尿・排便を止めるような感覚で、肛門や膣にぐっと力を入れます。1~3を10回繰り返し、朝晩毎日行うことがおすすめです。

横になる・座る・立つなど、姿勢を選ばず行えるため、日常生活に取り入れやすいといえます。

ただし、即効性のある治療法ではなく、効果を実感できるまでに早い方で2~3ヵ月を要します。特に初期の子宮脱の方は、骨盤底筋体操を習慣化しましょう。

体への負担が少ない子宮脱の治療にはフェミクッション

フェミクッションは、子宮脱を含む骨盤臓器脱の治療を目的に開発された医療機器で、はくだけで不快感の軽減が期待できます。

シリコン製のクッションが体の外から適度な圧力で膣口を支え、ホルダーとサポーターで押し上げて、腹圧がかかった際の臓器脱出を防ぐ仕組みです。下着に似た見た目で、患者さん自身で簡単に装着したり、洗浄して繰り返し使用したりできる点も、大きな特徴です。

フェミクッションは、以下のような方に選ばれています。

  • ペッサリーが体に合わない・怖い
  • 手術に抵抗がある
  • 手術前に症状を管理したい
  • 将来的に妊娠・出産を希望している
  • 周囲に知られずに対処したい

フェミクッションの使用は根本治療ではないものの、体に負担をかけずに症状を抑えたい方におすすめの選択肢です。

フェミクッションと骨盤ベルトの違い

フェミクッションと、骨盤をサポートするアイテムである骨盤ベルトには、以下のような違いがあります。

骨盤ベルトは、子宮脱の治療効果が期待できないどころか悪化させる可能性もあるため、使用には注意してください。

臨床研究結果から見る有効性

フェミクッションは、子宮脱や骨盤臓器脱の保存的治療用の医療機器として臨床研究でも有効性が報告されています。下図は、骨盤臓器脱の患者さんがフェミクッションを装着する前後のMRI画像です。

出典:Magnetic resonance imaging evaluation of the effectiveness of FemiCushion in pelvic organ prolapse|Obstetrics&Gynaecology

画像は上から順に、(a)膀胱瘤(b)子宮脱(c)腸瘤と直腸瘤(d)完全な外反となります。黄色の点線(半球状)がフェミクッションの位置です。

すべての患者さんにおいて、脱出臓器が高い位置に支えられており、フェミクッションの装着により骨盤臓器脱が改善されていることがわかります。

多くの医療機関や産婦人科のドクター達が骨盤臓器脱の治療方法としてフェミクッションの使用を推奨しており、すべての骨盤臓器脱に使用可能です。

子宮脱は予防できる?

子宮脱は、出産や加齢などの要因が重なって骨盤底筋がゆるむことで起こるものの、以下のような日常生活の工夫によって発症リスクを抑えられます。

  • 生活習慣を変える
  • 骨盤底筋のトレーニング補助グッズを使用する

手術で根治をしても再発のリスクがあるため、快適な生活を守るには日々の注意が重要です。正しい知識と日常的なケアによって、予防や再発防止に努めましょう。

生活習慣を変える

子宮脱を予防するためには、以下を意識した、生活習慣の見直しが欠かせません。

  • 定期的に運動する
  • 健康的な体重を維持する
  • 骨盤底筋体操の練習をする
  • 慢性的な便秘や咳などを治療する
  • 禁煙を心がける

脂肪の量が多いと、骨盤底筋がダメージを受ける原因になります。BMIから見て少し太りぎみである場合には、適度な運動と健康的な食生活を心がけましょう。

排便のたびに強くいきむ・咳をするといった腹圧が繰り返しかかる動作は、骨盤底筋に負荷を与えます。便秘や喘息などがひどい方は、症状を軽減できるよう医療機関の受診を検討してください。

骨盤底筋のトレーニング補助グッズを使用する

フェミクッション ハピネスのような、骨盤底筋体操をサポートするグッズを取り入れることも、子宮脱を予防する方法です。

フェミクッション ハピネスとは、骨盤臓器脱の予防を目的に開発された医療機器です。特殊な立体クッション構造が膣口をやさしく支え、日常生活でかかる腹圧を受け止めるので、子宮脱の再発率低下も目指せます。

フェミクッション ハピネスには加圧効果もあり、骨盤底筋体操と併用すれば、骨盤底筋の筋力アップがより期待できます。

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※サイズⅡ、Ⅲに関してはお問合せ下さい

36,300円(税込)
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サポーターの種類:
※サポーターの種類の違いはこちら ※ミディのサイズⅡベージュは新しいタイプのサポーターになります
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サポーターのサイズ:
使い捨てホルダー(1袋50枚入):

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※サポーターの種類はミディ・らくらくから選べます。

67,650円(税込)
サポーターのサイズ:
サポーターの種類:
※サポーターの種類の違いはこちら ※ミディのサイズⅡベージュは新しいタイプのサポーターになります
使い捨てホルダー(1袋50枚入):

この記事の監修医師

永尾 光一

永尾 光一 先生

一般社団法人日本精索静脈瘤協会 理事長
医療法人社団マイクロ会 理事長
銀座リプロ外科 院長

昭和大学にて形成外科学を8年間専攻。その後、東邦大学で泌尿器科学を専攻し、形成外科・泌尿器科両方の診療科部長を経験する(2つの基本領域専門医を取得)。得意分野はマイクロサージャリーをはじめとする生殖医学領域の形成外科的手術。泌尿器科医の枠を超えた細やかな手術手技と丁寧な診察で、様々な悩みを抱える患者さんから高い信頼と評価を得ている。

この記事の執筆者

三井 桂子

株式会社三井メディカルジャパン 代表取締役

三井 桂子

株式会社三井メディカルジャパン 代表取締役。日本における女性疾患についての認知や理解度の低さに危機感をおぼえ、医療機器開発に着手。子宮脱をはじめとする骨盤臓器脱の治療に用いる「フェミクッション」を開発し、三井メディカルジャパンを通じて発売。

参考文献

加藤久美子,鈴木省治:腹圧性尿失禁・骨盤臓器脱の症状診断とメッシュ手術の動き.日本医事新報,4456:49-55, 2009.

 

加藤久美子編:別冊きょうの健康「女性の尿トラブル」,2010刊行

 

Paulo Palma et al. Femicushion™: a new pessary generation - pilot study for safety and efficacy. Pelviperineology 2016; 35: 44-47

 

加藤久美子,鈴木省治 骨盤臓器脱に対するサポート下着の使用経験 臨床泌尿器科 第64巻 第10号 別冊 2010年9月20日発行

 

加藤久美子,鈴木省治, 鈴木晶貴ほか:女性骨盤底疾患の保存的治療:サポート下着(フェミクッション). 日本女性骨盤底医学会誌9:30-36, 2012

 

加藤久美子,鈴木省治, 鈴木弘一, 服部良平:排尿障害プラクティスの保存的療法:日本女性骨盤底医学会誌2013年6月10日発行 第21巻2号

 

FDA takes action to protect women’s health, orders manufacturers of surgical mesh intended for transvaginal repair of pelvic organ prolapse to stop selling all devices

 

FDA Orders Mesh Manufacturers to Stop Selling Devices for Transvaginal Repair of Pelvic Organ Prolapse

 

Hampel C, et al. Urology. 1997;50 (suppl 6A):4-14.
Samuelsson et al, Am J Obstet Gynecol 1999

 

Magnetic resonance imaging evaluation of the effectiveness of FemiCushion in pelvic organ prolapse

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・クッション 6個(S・M・L各サイズ2個)
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サポーターのサイズ:
サポーターの種類:
※サポーターの種類の違いはこちら ※ミディのサイズⅡベージュは新しいタイプのサポーターになります
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